いよいよ始まるインボイス制度!売電収入はどうする?

 世間はGWですね。9連休だよという人✋

 新幹線の予約はコロナ前の93%まで回復しているようです。お出掛けされる方も多いのではないでしょうか?

 私は4月29日に舞鶴で開催された音楽フェスに行ってきました。

 今日は売電収入とインボイス制度についてお話します。

1. 太陽光発電とインボイス制度

 自宅に太陽光パネルを設置している方や野立の太陽光発電設備に投資している方など、売電収入を得ている方がいらっしゃると思います。

 インボイス制度が始まると、電気を売る側がインボイスの登録をしない場合、電気を買う側(電力会社)の消費税納税額が増える(利益が減る)事態となります。

2. 売電している人はインボイスの登録をすべき?

 インボイスの登録をしないと買取価格が下げられるのではないか?と思っていたのですが、売電収入の他に消費税の課税売上が無く、消費税の申告・納付をしていない方はインボイスの登録はしなくてよさそうです。

 2023年2月10日、資源エネルギー庁のホームページにインボイスの登録がなくても、買取価格が変更されることはないと追記されました。

3. 電力会社の増加する負担はどうする?

 仕入税額控除ができないことによる、電力会社の消費税負担額を試算したところ年間58億円になるそうです。

 この負担増、再エネ賦課金の値上げで賄うことが検討されているようです。

 電気代ちょっと上がるかもですよ。

 インボイス制度ついては特例なども多く判断に迷うことがあると思います。

 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください!

税理士法人 IU Management TEL092-433-8715