【令和6年度】よく使われる!雇用・労働関係助成金
みなさん、こんにちは!
ご存じの方も多いと思いますが、2024年度の最低賃金目安額が現在の全国平均時給1004円から1054円に引き上げられるとの発表がありました。
43円増で最低賃金が初めて千円台に乗った昨年度を上回る、50円増と過去最大の引き上げ幅です!!!
賃金の引き上げが必要となる企業さんも多く出てくると思います。
そこで今回は、賃金の引き上げ時に申請できる助成金を含め、雇用労働に関わる助成金でよく使われるものをご案内します。
1.ハローワークや職業相談所からの高年齢者・障害者・母子家庭の母などの雇用に対する助成金(特定求職者雇用開発助成金)
昔からある助成金ですね!高年齢者、障害者、母子家庭の母などの就職困難者を、ハローワークや民間の職業紹介事業者などの職業紹介により、継続して雇用する労働者として雇い入れる企業に対して、支給される助成金です。
(厚生労働省リーフレット) https://www.mhlw.go.jp/content/000553237.pdf
2.仕事と育児・介護等が両立できる職場環境づくりのための助成金(両立支援助成金)
ママの育児休業等支援コースは、多くの企業さんで申請されているのではないでしょうか?そのほかにも、ママの育児休業時の代替要員の支援や、パパの育児休業の支援もあります。また子育て支援だけでなく、介護休業の取得支援のコースもあります!
(厚生労働省リーフレット) https://www.mhlw.go.jp/content/001240558.pdf
3.65歳超の雇用推進に向けた助成金
生涯現役社会の実現に向け、定年引上げや、高年齢の有期社員の無期雇用転換などに対する助成金です。
(厚生労働省リーフレット) https://www.mhlw.go.jp/content/001233792.pdf
4.キャリアアップ助成金
近年、多くの企業さんで申請されている助成金ですね!一部要件が厳しくなっているものの、今なお多く申請されている助成金になります。弊社もキャリアアップ助成金の申請を常に想定しながら、新規雇用や働き方の転換を進めています。
130万円の社会保険の壁の負担軽減を目的として新しく追加された「社会保険適用時処遇改善コース」は、話題になりましたね!
(厚生労働省リーフレット) https://www.mhlw.go.jp/content/11910500/001249270.pdf
5.賃金を上げるなら、事業所内最低賃金を上げて、業務改善助成金!
弊社もつい先日、助成金の支給を受けました!!申請手続きがシンプルなのでおすすめです。
物を買って、その対価の一部の助成を受ける助成金になります。対象資産の範囲がとても広く、弊社はパソコンと、レイアウト変更の費用の助成を受けました。
(厚生労働省リーフレット) https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001222481.pdf
6.賃金を上げて、規定を一部変更し、働きやすい環境を整えるならば、働き方改革推進支援助成金
こちらも業務改善助成金と近いのですが、賃金を上げて、設備投資を行った場合に、設備投資の一部の助成を受ける制度となっております。
業務改善助成金と比較すると対象設備の制限があるので、機械等の購入をされる企業さんに向いていると思います!
(厚生労働省リーフレット) https://www.mhlw.go.jp/content/001238836.pdf
最低賃金の引き上げは、事業者さんにとっては、素直に喜べるものではありませんが、社会全体がプラスに進んでいくように、
各種助成金を活用しながら、事業の発展につなげていけるといいですね!
弊社社会保険労務士法人は、クライアント様に限らせていただいておりますが、助成金の申請代行も行っております。
ご興味がある方は、弊社スタッフまでお気軽にご連絡ください!
社会保険労務士法人 アイユーマネジメント